日本人のがんゲノム解析データ

提供するデータの概要・特長

  「福島医薬品関連産業支援拠点化事業」で取得した、日本人のがん患者検体に関する全エキソーム解析データです

  腫瘍―正常ペア解析により、腫瘍特異的な変異情報のみを提供いたします
(個人識別符号は含んでおりません)

  すべて未公開のデータとなります

  全患者より、国内外の外部企業が利活用可能な同意承諾書を取得しています

  全データを利用する独占契約が可能です

 「福島医薬品関連産業支援拠点化事業」では、日本人のがん患者様よりご提供いただいた腫瘍サンプルを用いたゲノム解析を実施しています。とくに腫瘍―正常ペア検体を用いた全エキソーム解析を中心に進めてまいりました1)

 これまで、30種のがん種に分類される727症例、810がん検体の解析を終了いたしました(図1)。

 このたび、取得したこれらのデータの有償提供を開始いたします。

 提供を予定しているデータは、すべて未公開のものです2)

 また、国内外のバイオ・IT関連企業において、営利目的でのデータ利活用が可能となるよう、検体をご提供いただいたすべての患者様からの同意承諾を取得していますので、ご購入いただいたデータは、目的を制限することなく自由に活用できます。契約次第では、全データの独占利用も可能です。

 変異情報は、VCF形式もしくはテキスト形式で提供いたします。腫瘍―正常ペア解析を実施していますので、提示するデータはすべて腫瘍特異的で、個人識別符号は含んでおりません。加えて、次世代シーケンサを活用した全エキソーム・ペア解析にて起こり得る、主要ながん関連変異の「検出漏れ」を防ぐために、全検体についてパネル解析を実施しています。この「検出漏れ」情報も併せて提供いたします。

 本事業では、ゲノム解析にくわえ、トランスクリプトーム解析も実施しております。トランスクリプトーム解析の結果につきましても有償にて提供いたします。臨床情報の提供につきましては、ご相談ください3)。 価格などの詳細やその他ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。

1)Ion AmpliSeq Exomeの解析系を使用しています。解析手法の詳細はお問い合わせください。

2)一部検体に関して、変異の検出数(TMB: Tumor Mutation Burden)を論文にて報告しています(Cancer Immunol Immunother 2020 Jan;69(1):127-134)が、変異データそれ自体は未発表です。

3)要配慮個人情報を取り扱う関係上、必ずしもご希望に添えない場合がありますこと、予めご了承ください。

図1. 本事業にて解析を実施した腫瘍検体

 価格などの詳細、およびごその他ご不明な点がございましたら下記にお問い合わせください。

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 tlo@ftrf.jp

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