財団概要

ビジョン : 未来のパンデミックに備える

福島TR財団の主な活動内容

1. 未来のパンデミックに備えるために病原体に対する抗体遺伝子の網羅的取得およびそれらの備蓄

2. 福島医薬品関連産業支援拠点化事業の研究成果・知財・技術の移転・活用・普及活動

3. 国民の健康増進および日本の科学技術の進歩のための研究・教育活動

ご挨拶

理事長 家村俊一郎

 一般財団法人 福島医大トランスレーショナルリサーチ機構(略称 : 福島TR財団)は、福島県立医科大学 医療 – 産業トランスレーショナルリサーチセンター(TRセンター)で行われている、東日本大震災復興プロジェクトの1つである「福島医薬品関連産業支援拠点化事業(福島事業)」の事業・実績を受け継ぐ、後継団体として令和2年2月3日に設立されました。
 TRセンターおよび TRセンター発ベンチャー企業等と連携することにより、「研究開発成果物活用分野」において、福島事業の研究開発成果物(福島コレクション®)の産業界への橋渡しを一層推進する役割を果たして参りました。

 財団設立から早3年を迎えようとする中、「未来のパンデミックに備える」という新たなビジョンを設定し事業展開することになりました。
 特にその中でも、福島県立医科大学等の知的財産の企業等への橋渡しを行う、技術移転部を設置し、承認TLO(国の承認)取得を目指しておりましたが、今般、令和5年4月28日に文部科学省および経済産業省より事業計画が承認され「承認TLO」となりました。
 当財団は、今後、承認TLOとして本格的に技術移転活動に取り組み、福島事業をはじめとした、福島県立医科大学やその他研究機関等の研究成果の橋渡しを通じ、社会に貢献という公益活動に、より一層精進してまいります。
 また、研究開発第二部・第三部を新たに設置し、これまでの研究業務に加え、第二部では動物実験を、また第三部ではゲノム研究を進めて参ります。

 このように、福島TR財団はこれから新たに生まれ変わります。
 本業務を通して、会員のみなさまの研究開発支援や、新たな医薬品関連産業の創出・集積をめざし、福島復興に貢献して参ります。
 今後も一丸となり、さらなる飛躍ができるよう精進して参りますので、変わらぬご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

財団概要

名称福島医大トランスレーショナルリサーチ機構(福島TR財団)
英名Fukushima Translational Research Foundation
所在地福島県福島市光が丘1番地 福島県立医科大学 災害医学・医療産業棟210号室
設立日2020年2月3日
理事長家村 俊一郎(医療-産業TRセンター 副センター長)
副理事長今井 順一(医療-産業TRセンター 准教授)
専務理事林 俊幸
理事内山 安男(順天堂大学 特任教授)
大橋 茂信(福島県退職公務員連盟 専務理事 他)
菅野 善廣(一般社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム JBIC研究所 部長)
評議員竹之下 誠一(福島県立医科大学 理事長)
齋藤 清(福島労災病院 院長)
笠原 基広(弁護士法人AK法律事務所 弁護士・弁理士)
仙波 憲太郎(早稲田大学 教授)
監事宅間 仁志(弁護士法人内田・鮫島法律事務所 弁護士)

沿革

沿革はこちらから > 医療-産業TRセンターHP(外部リンク)

情報公開

  定款